取組方針
 地域の農業を支えることは、食料を確保し、地域のコミュニティを維持し、豊かな自然環境を守ることにつながります。食料自給率の低下、耕作放棄地問題、後継者不足…。農業をめぐる課題はとても大きく、難しいものばかりですが、人と自然の営みの基本である食と農の大切さを考え、理解することで、生産者と消費者といった立場の違いを越え、ともに農業に関わる市民として、お互いに支えあう関係を新たに築いていくための仕組みづくりに取り組みます。
現状と課題
○市民農園※の活用や子どもたちの農業体験を通じて食育や農業に対する理解を深めながら、地産地消※を進め、農地の保全を促し、農業を支える体制をつくることが必要です。
○農地には美しい田園風景を形成し、水を蓄え、多様な生物の生活の場となるなど、さまざまな機能があります。しかし、近年、高齢化による後継者不足や相続による農地の細分化が進み、耕作放棄地が増加する傾向が見られます。
10年後の“こうあってほしい姿”
○消費者と生産者との間で安心・安全、顔の見える信頼関係が成立し、農産物直売所は、地域の農産物と買い物客であふれている。
○地場産品が、学校給食や家庭の食卓に並ぶ機会が増えている。
○農業を志す人がたくさんいて、それを応援する地域の仕組みが整備されている。
○再生不可能な耕作放棄地は増えていない。
※市民農園
都市の住民がレクリエーション、自家消費用野菜・花の生産、高齢者の生きがいづくり等の多様な目的で、小面積の農地を利用して野菜や花を育てるための農園。
※地産地消
「地域生産、地域消費」の略語。地域で生産された農林水産物等をその地域で消費すること。